ショーケース

今この瞬間も世界のどこかで着実に積み重ねられている実績。
多くの企業、自治体、大学、公設試験研究機関などの研究機関のパートナーとして
実を結ぶ多くの実績から、ほんの一例をご紹介します。

火災

火災研究の新たな展開として分子生物学的手法の導入紹介

機械工学科

小西忠司

粉塵爆発デモンストレーション粉塵爆発デモンストレーション

ヒト細胞 A549ヒト細胞 A549

ゴミ固形燃料ゴミ固形燃料

火災時の人間避難経路を単細胞生物アメーバーで探索する

火災発生時における人間の行動は本能的なものであり、高等生物であっても単細胞生物であっても「忌避」行動を起こすのではないかと考えられる。佐賀大学医学部 宮本比呂志博士より供与されたアカントアメーバーを用い、忌避物質に対するアメーバの運動変化と人間の火災避難行動にアナロジー性があるか実験および考察を行うことを目的としている。

火災時に新材料から発生する毒性ガスをヒト細胞で評価する

気密性建築物火災等で起こる低酸素濃度環境で生成する火災ガスが、居住者や消防職員に与える生理的影響をセルライン細胞により構築した呼吸器・代謝系の非動物実験において明確にし、火災ガスの基礎的毒物性の評価を行う。平成22年度日本火災学会にて発表しました。

微生物が原因の廃棄物バイオマス火災を検証する

ゴミ固形燃料(Refuse Derived Fuel)貯蔵施設の爆発要因の1つと考えられる微生物発酵について、RDFに存在する全微生物の分布割合を最新手法であるメタゲノム解析により明らかにする。本研究により、全微生物の分布割合と微生物発酵、つまり可燃性ガス発生量との関連性を明らかにする。本研究は、平成22年度日本火災学会にて「学生奨励賞」を受賞しました。

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構造・機能材料

サステナブルな機能性金属材料の開発

機械工学科

松本佳久

開発合金の水素精製能力開発合金の水素精製能力

素晴らしい展延性素晴らしい展延性

気孔制御発泡気孔制御発泡体

水素製造・精製用非パラジウム系金属水素分離膜の開発の実績があります

水素中での固溶水素量を抑えることで高い水素圧力下で使用可能なバナジウム(V)やニオブ(Nb)ベースの非パラジウム(Pd)系合金膜からなる水素分離膜を開発しました。これにより、従来のPd-Ag合金膜よりも効率良く水素を分離・精製出来ます。

金属発泡体の気孔性状を制御することに成功しました

均一な細孔を持つオープンセル金属発泡体は表面積が大きく熱交換に効果的です。また、衝撃・騒音・振動吸収に適した材料として、注目されています。本研究で気孔性状や相対密度の制御方法を開発しました。

【DATA】
特許出願件数:11件 研究設備:アーク溶解炉、小型圧延機、遊星型ボールミル、試料研磨機、ワイヤー放電加工機、マッフル炉、インストロン型万能試験機、熱機械分析装置、ガスクロマトグラフ、 四重極型質量分析計、動的剛性率・弾性率測定装置、スパッタ装置、水素透過試験装置、in-situ SP試験治具、表面粗さ・輪郭形状測定機、真円度・円筒形状測定機、マイクロビッカース硬度計、走査型電気化学顕微鏡、光学顕微鏡など
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流体力学

風に関する工学的問題の取り組み

機械工学科

菊川裕規

マルチファン型アクティブ制御風洞マルチファン型アクティブ制御風洞

66機の送風機66機の送風機

風洞の風路風洞の風路

台風の風や突風を再現する

毎年のように台風や竜巻による被害が出ています。強風の影響を調べるためには自然風と同じような大きな乱れを持った突風による実験が欠かせません。本研究室では多数の送風機をコンピュータでアクティブに制御する新しい形式の乱流風洞の開発を行っています。個々の送風機を独立に制御することで任意の乱流特性を持つ気流の再現を試みています。

風環境・風災害・防災に関する応用研究

自然風を再現する風洞を用いた応用研究を行っています。風力発電に用いる風車の性能試験、高層ビルが建ち並ぶ都市部での大気汚染や風環境の研究、風災害の被害調査に基づく再現実験、火災現象と風の影響、大規模市街地火災時の空中消火の研究など幅広い応用研究を行っています。

【DATA】
研究設備:マルチファン型アクティブ制御風洞/風路約1m×1m×5m、小型送風機66機独立制御、最大風速12m/s、乱流計測用熱線流速計一式/X型およびI型タングステンプローブ、アネモメーター、リニアライザー含、PIV(Particle Image Velosimetery) 装置:パルスレーザー装置、スモークジェネレータ、解析ソフト含、高速度カメラ:フルフレーム(512×512pix)2000fps 最大32000fps、微差圧計、ストロボスコープなど
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都市計画・環境計画

街路樹のきれいなまちづくり

都市・環境工学科

亀野辰三

街路樹のきれいな大分市街路樹のきれいな大分市

緑のシンボルとなる並木景観緑のシンボルとなる並木景観

本校学生による環境美化活動本校学生による環境美化活動

国・県・事業者・市民代表で協議会を設立し、大分市街路樹景観整備計画を策定しました

平成20年7月、私たちは、国・県・事業者・市民代表で「街路樹のきれいなまちづくり協議会」を設立しました。策定にあたっては、「豊かに暮らせる風格ある街並みづくり」、「市民との協働」など4つの基本目標や、@緑のシンボルとなる並木景観の創出、A環境保全のための緑の配植、B樹木に守られた安心・安全の道づくり、C地域の特性や基盤整備にあった植樹、D美しい道路形成のための街路樹の「植育」、E街路樹に対する社会性の付与の6つの基本方針を掲げ。協議会を5回、検討部会を8回と1年半に及ぶ協議を重ね、平成22年3月に「大分市街路樹景観整備計画」をまとめました。これらにより、今後、国・県・市だけでなく、市民、NPO、事業者が協働で街路樹のきれいなまちづくりを推進するための指針ができました。

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地盤環境工学

火山灰質粘性土の短繊維混合補強について

都市・環境工学科

工藤宗治

突固め回数とコーン指数の関係突固め回数とコーン指数の関係

大分県内のきれいな海岸大分県内のきれいな海岸

海浜砂の汚れ(洗浄前・洗浄後)海浜砂の汚れ(洗浄前・洗浄後)

短繊維を混合すると工学的特性が高まります

火山灰質粘性土の安定処理土に短繊維を混合することによって強度が増加し、変形を抑制することができました。コーン指数も増加し、特に安定処理材の低添加率に大きな効果を与えることができます。トラフィカビリティーの増加も見込まれます。

大分県内の海浜砂の調査を行なっています

現在、大分県内各地の海岸から海浜砂を採取し、濁度や重金属残留の有無を調査しています。調査地点において大分県内に汚染された海浜砂はありませんでした。

【DATA】
外部委員:国土交通省九州地方整備局緊急災害対策派遣ドクター(TEC-DOCTOR)、国土交通省九州地方整備局総合評価技術委員会委員 ・国土交通省九州地方整備局堤防研究会委員、大分県廃棄物審査会委員・大分県トンネル切羽判定委員会委員 他
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水資源・水環境工学

湖沼や貯水池での水質と生態系に関する研究

都市・環境工学科

東野 誠

 

 

 

湖沼や貯水池を対象として,流れと水質に関する検討を行っています

 

地球温暖化や都市化が気温の上昇や降水量に及ぼす影響を調べています

最近の100年間、大分では地球温暖化や都市化によって気温や河川水温が上昇していることを見出しました。今後、更に検討を進めてゆきます。

【DATA】
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水環境管理

水環境の定量評価

都市・環境工学科

高見 徹

沿岸生態系の評価と管理沿岸生態系の評価と管理

河川調査河川調査

生物実験生物実験

環境化学物質の生態毒性を評価することで、生物多様性保全に貢献します

沿岸生態系保全を目的とした化学物質の生物検定法を開発しました。その試験法は公定法である「下水試験方法」に記載されています。また、試験結果は下水処理設備の導入の際の設備の選定や、水産生物の保護に関する基準値の策定に利用されています。

共同研究事例

・大分高専・九州大学「汽水域の環境特性に関する研究」(平成13年〜15年)
・九州工業大学・大分高専「アユの産卵床と物理環境に関する研究」(平成15年〜17年)
・日本文理大学「人工海浜の生態系復元」(平成19年〜現在)

【DATA】
主要設備・機器:全有機炭素計(液体・固体)、ガスクロマトグラフ、イオンクロマトグラフ、原子吸光光度計、分光光度計、蛍光光度計、ゼータ電位測定装置、濁度計、蛍光式溶存酸素計、メモリー式水深計・塩分計・光量子計、多項目水質分析計、電磁流速計、GPS、倒立顕微鏡、実体顕微鏡、恒温培養庫、冷凍庫、オートクレーブ、遠心分離機、乾燥器、マッフル炉、超純水製造装置など
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交通・道路工学

歩道舗装の熱特性評価

都市・環境工学科

田中孝典

カラー保水性舗装の路面温度カラー保水性舗装の路面温度

別大国道の多色カラー保水性舗装別大国道の多色カラー保水性舗装

AD/DAボード搭載の加速度測定装置AD/DAボード搭載の加速度測定装置

温熱指標により歩行空間の熱環境評価

路面温度の測定値と気象データ等を数値解析の入力値とし、放射量による熱特性解析を行った結果、舗装からの放射量が人体に及ぼす影響は大きく、また、歩道舗装の路面温度低下は歩行者の熱環境の緩和に寄与することを確認した。

ユニバーサルデザインに配慮した歩道舗装の評価

歩行時における脚への衝撃加速度測定と表面筋電位計測等を用いて、歩きやすい舗装路面の評価方法について研究を行っています。

【DATA】
外部委員:国土交通省九州地方整備局緊急災害対策派遣ドクター(TEC-DOCTOR)、大分県総合評価落札方式審査委員会委員、道守大分会議会員、「土木の日」大分地区実行委員会委員
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