プログラムの授業内容・概要

大分工業高等専門学校では、「数理・データサイエンス・AI教育プログラム(リテラシーレベル)」を定め、平成29年度以降の準学士課程(本科)の第1学年に入学するすべての学生に対象に実施しています。
ここで、「数理・データサイエンス・AI」とは、AI戦略2019に示されているように、デジタルトランスフォーメーション(DX)社会の「読み・書き・そろばん」のことです。

すべての学生が以下の能力を身につけられることを目的としています。
・デジタル社会の「読み・書き・そろばん」である数理・データサイエンス・AIの基礎的素養を身につけ、自らの専門分野に応用できること。
・ビッグデータやAIに対して、そこから得られる結果についてどう判断すべきか、統計的推論と関連付けた説明ができること。
・社会情勢や社会での実例を学び、人間中心の適切な判断ができ、学修した知識やスキル等を説明、活用できること。

次に定める対象科目をすべて修得した学生に対して、本教育プログラムのリテラシーレベルの修了を認定します。対象科目はすべて必修科目で構成されており、卒業と同時に修了の認定を得られるプログラムとなっています。

プログラム対象科目一覧

学科 科目名 学年 単位数
機械工学科 応用物理Ⅰ 3年 2
技術者倫理・技術史 4年 1
応用数学Ⅰ 4年 1
情報工学Ⅱ 4年 1
電気電子工学科 情報処理 1年 4
応用物理Ⅰ 3年 2
技術者倫理・技術史 4年 1
応用数学Ⅰ 4年 1
コンピュータ 4年 2
情報工学科 情報リテラシ 1年 2
応用物理Ⅰ 3年 2
技術者倫理・技術史 4年 1
応用数学Ⅰ 4年 1
都市・環境工学科 都市・環境工学概論 1年 2
応用物理Ⅰ 3年 2
技術者倫理・技術史 4年 1
応用数学Ⅰ 4年 1

また、下表のようにモデルカリキュラムの各項目に本教育プログラムの対象科目が対応し、本教育プログラムを通してモデルカリキュラムの導入、心得、基礎を習得できるようになっています。

プログラムを構成する授業の内容・概要

(数理・データサイエンス・AI(リテラシーレベル)モデルカリキュラムの「導入」、「基礎」、「心得」に相当)

授業に含まれている内容・要素 モデルカリキュラム 授業概要
機械工学科 電気電子工学科 情報工学科 都市・環境工学科
(1)現在進行中の社会変化(第4次産業革命、Society 5.0、データ駆動型社会等)に深く寄与しているものであり、それが自らの生活と密接に結びついている 導入1-1
導入1-6
技術者倫理・技術史 技術者倫理・技術史 技術者倫理・技術史 技術者倫理・技術史
応用数学Ⅰ 応用数学Ⅰ 応用数学Ⅰ 応用数学Ⅰ
(2)「社会で活用されているデータ」や「データの活用領域」は非常に広範囲であって、日常生活や社会の課題を解決する有用なツールになり得るもの 導入1-2
導入1-3
情報工学Ⅱ コンピュータ 情報リテラシ 都市・環境工学概論
応用数学Ⅰ 応用数学Ⅰ 応用数学Ⅰ 応用数学Ⅰ
(3)様々なデータ利活用の現場におけるデータ利活用事例が示され、様々な適用領域(流通、製造、金融、サービス、インフラ、公共、ヘルスケア等)の知見と組み合わせることで価値を創出するもの 導入1-4
導入1-5
技術者倫理・技術史 技術者倫理・技術史 技術者倫理・技術史 技術者倫理・技術史
応用数学Ⅰ 応用数学Ⅰ 応用数学Ⅰ 応用数学Ⅰ
(4)活用に当たっての様々な留意事項(ELSI、個人情報、データ倫理、AI社会原則等)を考慮し、情報セキュリティや情報漏洩等、データを守る上での留意事項への理解をする 心得3-1
心得3-2
技術者倫理・技術史 技術者倫理・技術史 技術者倫理・技術史 技術者倫理・技術史
情報工学Ⅱ 情報処理 情報リテラシ 都市・環境工学概論
(5)実データ・実課題(学術データ等を含む)を用いた演習など、社会での実例を題材として、「データを読む、説明する、扱う」といった数理・データサイエンス・AIの基本的な活用法に関するもの 基礎2-1
基礎2-2
基礎2-3
応用物理Ⅰ 応用物理Ⅰ 応用物理Ⅰ 応用物理Ⅰ
応用数学Ⅰ 応用数学Ⅰ 応用数学Ⅰ 応用数学Ⅰ

(数理・データサイエンス・AI(リテラシーレベル)モデルカリキュラムの「選択」に相当)

授業に含まれている内容・要素 モデルカリキュラム 授業概要
機械工学科 電気電子工学科 情報工学科 都市・環境工学科
統計及び数理基礎 選 択 応用数学Ⅰ 応用数学Ⅰ 応用数学Ⅰ 応用数学Ⅰ
アルゴリズム基礎 情報工学Ⅱ アルゴリズム アルゴリズムとデータ構造 プログラミング基礎
データ構造とプログラミング基礎 情報工学Ⅱ プログラミング アルゴリズムとデータ構造 プログラミング基礎

実施体制

委員会等 役割
校長 運営責任者
教務部委員会 教育プログラムの改善・進化,修了認定,自己点検・評価
総合情報システム委員会 教育プログラムの環境整備