「もちとうきび」(在来トウモロコシ)の収穫実演会


9月11日に日本で初めてとなる汎用コンバインとコーンヘッダーによる「もちとうきび」の収穫実演会を行いました。今回、収穫した「もちとうきび」は、大分県をはじめとする九州地方や四国地方において、現在もわずかに栽培されている貴重な在来トウモロコシです。

森田 昌孝 講師(一般科理系)は、株式会社タカフジ(大分市三佐)との共同研究や大分県立農業大学校との連携により、「もちとうきび」の商業生産を目指しており、今回の実演会は、その一環として行いました。

当日は、悪天候が予想されましたが、降雨なく実演会を実施することができ、農業大学校学生や関係者も含め、30名の方にお越しいただきました。刈取実演にあたってはヤンマーアグリジャパン株式会社のご支援を受けて実施させていただき、収穫機械の特徴などについてのご説明もいただきました。

台風6号による倒伏で、予定していた収量を確保することができませんでしたが、収穫できた「もちとうきび」の穀実は、粉砕してコーンフラワーや各種菓子原料などとして、加工試験を実施して行く予定です。

株式会社タカフジ(URL:http://www.takafuji-gr.co.jp/

穀実排出作業の様子







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