SCK熊本TEC安城様によるCMOSイメージセンサの講義
1月15日(水)に電気電子工学科4年生向けに開講している電子工学の講義にて、ソニーセミコンダクタマニュファクチャリング株式会社(SCK)熊本テクノロジーセンターで商品設計部の統括部長を務める安城 健一郎様を外部講師として招聘し、「CMOSイメージセンサ」についてご講義いただきました。
半導体の基礎とイメージセンサの織り成す世界(30分間)、フォトダイオードやCMOSセンサの原理(60分間)、について現役の設計開発者である安城様から教えていただきました。人間の目(網膜)の役割を果たすイメージセンサの設計の話、ポテンシャルの考え方、実際の素子構造と動作原理(光電効果など)について、たくさんの図や動画を交えながら解説していただきました。なかなか普段の教科書ベースの座学からは知ることができない先端的な技術や印象に残る興味深い内容について学ぶことが出来ました。学生からは非常に好評で、84%の学生が講義後のアンケートで「良かった」と回答しています。今年でSCKから外部講師を招聘するのは3年連続になります。

