機械工学科 特別講義「モノづくりDX ~標準化と全体最適マインドの醸成~」を開催


本講義は、単なる製造業の標準化と全体最適を理解するだけではなく、企業全体を上位層から俯瞰的に見る視点を養い、高専生に対して経営やマネージメントの力を育成しようと企画したものです。

今回は、学生自身が製造業の企業経営者になったという想定で、座学とグループワークを通して、会社の様々な問題点を見つけ出し、業績を向上させる提案をすることを目指して課題に取り組みました。

まず、辻高様から製造業の基本について、自らがお店のオーナーになったらどうなるかという設定で、SCM(Supply Chain Management)について分かりやすく説明を頂きました。その後、山本様からERP(Enterprise Resource Planning)の導入による業務の標準化と全体最適化について講義して頂きました。

その後、グループに分かれて、学生自身が企業の経営陣となって業務改善を行って新たな取引先との契約交渉に臨むという課題に取組みました。設定された課題に対して学生達は意見を出し合い、積極的に楽しみながらグループワークに参加する様子が見られました。

学生からは、「経営の仕方という、普段学ぶ機会が無いことを学ぶことが出来て、いい経験になった」や「将来的に重要となる内容を学ぶことができて面白かったし、ためになった。」というコメントが得られ、学生にとって貴重な機会になったことが伺えました。

ご多忙の中、このような貴重な経験をさせて頂きました山本様と辻高様に対して、この場をお借りして改めて御礼申し上げます。

引き続き、機械工学科では、モノづくりのDX関係の取組みを推進して参ります。

どうもありがとうございました。

※今回実施した講義は、高専機構が取り組む「COMPASS5.0」事業の一環で行いました。「COMPASS5.0」とはDX時代に活躍する人材を育成するための教育プログラム開発事業です。今後も大分高専では本事業を通じて人材育成機関としての高度化を図ります。
https://www.kosen-k.go.jp/nationwide/gear5.0-compass5.0

ビジネスエンジニアリング株式会社
https://www.b-en-g.co.jp/

DX・第4次産業革命エグゼクティブビジネススクール
https://www.kct.ac.jp/extra/conso/index.html








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