外部講師による組込みCPUの特別講義を開催
7月2日と9日の2週にわたって、ローム株式会社 LSI事業本部回路技術開発部フェローの西山高浩さまを外部講師としてお招きし、本校専攻科生向けの特別講義を実施しました。本講義では、半導体業界や半導体設計に関する知識を学ぶだけでなく、設計・製造のコストや教育、半導体政策など多角的な視点からのディスカッションも行われました。また、実際に設計した最新のエッジコンピューティングAIマイコンのデモを見せて頂き、組込みCPUとAIとの繋がりについても学ぶ機会となりました。
参加した学生からは、「ディスカッションを通して、半導体開発をする際の考慮点などを確認した。」「組み込みAIの実演が非常に面白かった。」といった声が寄せられ、非常に有意義な時間となりました。このような講義を通じて、学生たちは半導体業界の現状、エンジニアとしての考え方などについて深く理解し、今後の成長の糧とすることができました。
大分高専では、高専発!「Society 5.0型未来技術人財」育成事業 COMPASS 5.0(次世代基盤技術教育のカリキュラム化)の半導体分野における実践校として半導体人材育成にも力を注いでおり、今後も引き続き学生の成長を促すための取組みを推進してまいります。

