専攻科生が高専機構学生表彰を受賞


専攻科 電気電子情報工学専攻の安藤拓翔さんが「令和6年度高専機構学生表彰」を受賞し、坪井校長より賞状が手渡されました。

高専機構学生表彰は学業・研究、課外活動、社会活動等で顕著な業績を残し、国立高等専門学校全体の名誉を高めた学生に対して授与されるものです。安藤さんは、コンピュータと画像解析技術に関する研究に取り組み、筆頭著者として査読付き論文が採択されるなど、学内外共に成果を挙げていることが高く評価され、学生表彰に選ばれました。

(研究内容と業績)
安藤さんはコンピュータと画像解析をターゲットに研究に取組み、特に、効率的な小ねぎ調製のための小ねぎ分岐部検出アルゴリズムの開発に従事しました。この成果は農業情報学会が発刊する査読つき論文誌に掲載されるとともに、大分県及び県内企業と共同で進めている国庫プロジェクトのベースにもなるなど、社会課題の解決に向けて顕著な功績を残しています。また、安藤さんは本科5年生の頃より研究に邁進して本件の他に別の研究テーマにも取り組んでおり、査読付き国際学会発表1件、査読付き国際ワークショップ1件、査読付き英語論文速報1件、国内研究発表5件の実績を残すなど、比類なき成果を挙げて広く活躍しています。