2025年3月8日(土)に琉球大学千原キャンパスを会場として、令和6年度土木学会西部支部研究発表会が開催され、本校からは27名の学生が発表を行いました。毎年この時期に開催されるこの研究発表会では本校から学生が発表を行っていますが、開催場所が沖縄ということもあり例年にない参加者の多さでした。

なお、都市・環境工学科5年の渡邊泰稀さん(姫野研究室)が優れた講演を行った若手会員を対象にした優秀講演者賞に選出されました。
発表された学生皆さんの今後の益々の活躍を期待しています。

【発表者とタイトル】

(以下、都市・環境工学科)

庄野 佑衣:大分県内におけるさび安定化補助処理された耐候性鋼橋の処理被膜およびさび状態の調査

三ツ股 良紀:線上の軸方向傾斜機能材料の自由縦振動に与える支持条件の影響

小野 凌空:一次せん断変形理論に基づく軸方向傾斜機能材料からなるはりの基本固有振動数の解析

中嶋 櫂人:JIS R規格を伴うセメントを用いた改良土における促進養生法の適用と強度発現特性

高山 恵瑚:変動係数の視点に基づく不均質さを伴う改良土の一軸圧縮強さに関する検討

◎ 渡邊 泰稀:含水比を求めるグリセロール法の屈折率測定における外光の影響と対策について

安藤 優:アセットマネジメントの視点からみた津波避難を考慮した橋梁の補修優先順位の検討

佐藤 文音:ネットワークカーネル密度推定法を用いた日常生活行動に関する施設の空間的分布特性

末松 理友:土木遺産の保全に向けた点群データを用いた3Dモデルの構築に関する研究

加藤 遼太郎:苛性ソーダを用いないアルカリ溶液で製造したGGBSベースのAAMの基本特性

向井 鼓太朗:阿蘇4火山堆積物を細骨材としたコンクリートの諸物性の検討

野澤 亮冴:高炉セメントC種コンクリートの早期強度改善を施した梁部材の力学性能に関する検討

高橋 宥人:異方性ASRひび割れを有するコンクリートの内部ひび割れと力学特性の関係

林田 官光:高炉セメントC種コンクリートの塩害耐久性に関する実験的検討

高野 日彩:餌料用有用微細藻類培養における窒素源及びその濃度の検討

(以下、機械・環境システム専攻)

植木 康平:転炉系製鋼スラグ建設材料の河川事業への適応性に関する検討

渡邊 滉:河川流域における地盤の透水係数推定に関する一考察

後藤 駿介:赤土等流出水の分光特性を利用した濁度推定

阿南 木花:細粒分で構成された国頭マージの懸濁液における透視度と含有土量の関係に及ぼす塩分の影響

玉田 康誠:乾湿繰り返し条件が農業用ため池底泥のコンシステンシー特性に及ぼす影響

吉田 泰乃亮:安定処理土の改良限界を起点とした強度発現特性に関する研究

永樂 一稀:地形と歩行速度ならびにサイン配置を考慮した大分県佐伯市における避難シミュレーション

伊藤 陸斗:サイクルポートの適正配置に向けた3D点群データの活用と分析手法の検討

小野 梨桜:滞在快適性等向上区域における街路ネットワーク特性が歩行者量に及ぼす影響について

高橋 圭斗:廃棄物活用によるクリンカー生成の試み

吉岡 壮:石灰石微粉末を添加した高炉セメントC種の適切な養生条件について

五十川 璃音:低ブレーン値の高炉スラグ微粉末によるAAMの反応収縮抑制効果

◎ 優秀講演者賞