広瀬大分県知事の著書で大分高専の水素研究を紹介


広瀬勝貞大分県知事の政策を紹介する著書「ポストコロナへ 大分県の挑戦」が令和3年度講演シリーズとして発刊されました。現在5期目の同知事が令和3年4月27日に大分市内のホテル日航大分オアシスタワーで講演された内容をまとめたものです。

同書では、大分県が取り組む課題を5項目挙げており、その中の一つである「脱炭素社会への挑戦」で、水素をエネルギー源に用いる社会の構築を目指すことが設定されています。大分県は日本全体のコンビナートから発生する水素の約10%を副産物として排出している特徴を活かし、この副産物から水素を分離精製する技術の実証実験に取り組んでいます。この実証実験では、大分高専の松本佳久教授が開発した水素透過金属膜がキーテクノロジーで、本校と株式会社ハイドロネクストが共同で取り組んでいることが同書で紹介されています。本校としても、大分県の期待に応えられるように本実証実験の成功に向けて協働研究室を立上げ積極的に取り組んでいます。

この研究は高専機構のGEAR5.0マテリアルと連携した取り組みです。








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