大分高専テクノフォーラム「第33回技術講演会」を開催しました


本校では、去る令和4年6月20日(月)に大分高専テクノフォーラム第33回技術講演会を開催しました。

今回も新型コロナウイルスの感染症拡大防止の観点から、昨年度同様事前申込制のMicrosoft Teamsを利用したオンライン講演会とし、次のとおり大分高専テクノフォーラム会員企業の大分エル・エヌ・ジー株式会社 代表取締役社長 武石 誠二 氏と有明工業高等専門学校 地域共同テクノセンター副センター長 石川 洋平 准教授に講演講師をお願いいたしました。

第1部 15:10~16:00
演題:「エネルギー情勢が変化する中でのLNGの役割と課題」
講師:大分エル・エヌ・ジー株式会社 代表取締役社長 武石 誠二 氏

第2部 16:10~17:00
 演題:「地域に高専がある強み-人のつながりと人材育成の重要性-」
 講師:有明工業高等専門学校 創造工学科人間・福祉工学系 准教授
    地域共同テクノセンター副センター長(研究・産学連携推進室 室長)
                           石川 洋平 氏

講演会の冒頭に、大分高専テクノフォーラム会長で大分瓦斯株式会社 代表取締役社長の福島 知克氏、大分高専山口 利幸校長がそれぞれ開会の挨拶を行いました。
続いて、第1部の講演では、武石氏から石油や石炭より環境への負担が少なく、再生可能エネルギーより安定供給が見込めるエネルギーとして現在注目されている「液化天然ガス」の可能性やカーボンニュートラルへの対応などについてお話していただきました。
第2部の講演では、石川先生から起業した経験や現在取り組んでいる企業とのマッチングラボの立ち上げの苦労話や今後の展望などについてお話していただきました。
お二人ともパワーポイントを使った分かりやすい資料で丁寧に解説していただきました。
また、アンケート結果からは、「LNGについて世界と大分それぞれの周りの情勢について理解できた。」、「地域の高専の力を借りて、自ら研究開発に取り組むべきことに共感した。」などの感想があり、有意義な講演会であったことがうかがえます。

当日は、大分高専テクノフォーラム会員を始めとして、会員以外の企業、本校学生、教職員及び他高専の方々約150名が参加していただき、盛会裏に終了いたしました。キャリアデザイン授業として聴講した学生も、技術力向上やキャリアデザイン形成において貴重な機会になったのではないかと感じました。

ご参加いただきました皆様に感謝申し上げるとともに、引き続き大分高専テクノフォーラムへのご支援とご協力をお願いいたします。








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