留学生による日本語スピーチコンテストで入賞


令和4年11月5日(土)、大学コンソーシアムおおいた主催の『OITA学生提言フェスタ・留学生による日本語スピーチコンテスト』が、JR大分駅前の祝祭の広場で開催されました。このコンテストでは、参加した大分県内の大学・高等専門学校より各1名の留学生代表者計6名が出場し、4名の審査員や会場を埋め尽くす聴衆の前で日頃の日本語学習の成果を披露しました。

本校からは、4年電気電子工学科のサイナーさん(モンゴル出身)が、留学生を代表して出場し、見事優秀賞を受賞しました。この大会に向け、日本語担当の立山先生とともに発表の3日前まで原稿を推敲し、オンライン等を通し練習を重ね研鑽していったサイナーさん。当日は鮮やかなブルーの素敵なモンゴルの民族衣装を身に纏い、大舞台で堂々ととても美しく立派に気持ちを伝えていました。スピーチは、電気の少ない町で過ごした子供時代の話から色々な光が灯る綺麗な場所に住むのが夢となり、日本の高専で電気電子の専門を学ぶことに触れ、コロナ禍のオンライン授業で気づいたマスクが笑顔という光を奪っていることから『笑顔の力』について考察をするという深い内容でした。表彰式では、講評の際に審査委員長から、笑顔が他の人にエネルギーを伝える感染力があることに気づかされた、とてもよいスピーチだったと褒めていただいた程の素晴らしい発表でした。

本番はとても緊張していたサイナーさんでしたが、会場に応援に駆け付けた立山先生、担任の石川先生や留学生のディヤナさんから、祝福とねぎらいの言葉をもらうと笑顔があふれ、みんなの心の光が輝かしく灯った思い出深い一日となりました。








Copyright oita-ct.ac.jp All Rights Reserved.