学生・保護者の皆様へ

令和２年６月２日改訂　
校長　日　野　伸　一　

　新型コロナウイルス感染拡大防止のため、本校では５月１２日(火)より遠隔授業を実施しているところですが、皆様には何かとご不便をおかけしながらご理解とご協力をいただき、ありがとうございます。

　５月２５日(月)に全都道府県において発令されていた緊急事態宣言が解除され、新型コロナウイルス感染症に対する活動制限が徐々に緩和され、社会経済活動および学校活動などにおいて段階的な再開が行われつつあります。
　大分県においても、４月２１日以来、新規感染者数がゼロを続けており、県内の医療・検査体制の整備も充実しつつあり、６月１日(月)からは、県内の小・中・高校においても、可能な限りの感染症対策を講じた上での通常授業の実施に移行しています。

　本校における対面授業での学校再開の実現に向けては、特に200名を超える学生寮での共同生活における感染防止を徹底するためには、「個室化」を必須条件として、その上でのさまざまな「３密」回避等による安全衛生対策を検討してまいりました。一部、北九州市における第二波の感染拡大の懸念もある一方で、学生の学びを止めないで、安全に最大限の配慮をした上での早期学校生活の再開を望む声も少なくありません。

　このような中で、日々検討を重ねた結果、下記のとおり６月８日(月)より、段階的な分散登校(対面授業)を開始することにいたしました。そして、６月２２日(月)からの全面登校を行うこととし、それまでは遠隔授業も継続することにいたします。
　学生及び保護者の皆様には、本校の対応についてご理解とご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。

　新型コロナウイルスとの戦いは、第二波、第三波に備え長期化を覚悟しなければなりません。学校であるいは寮で感染者を出さないように、学生および教職員、一人一人が強い自律心をもって感染防止に留意し、日々の生活に臨んで下さいますようお願いします。

　なお、今後、第二波による感染拡大の状況次第では、登校開始直前での見送り、あるいは登校開始後に再度、遠隔授業・閉寮などの措置を講ずる可能性もありますので、ご承知おき下さい。