メンバー紹介

氏 名 尾形 公一郎 所 属 機械工学科 教授
所属グループ ユニットサブリーダー、低環境負荷材料グループ
専門分野 粉体ハンドリング・評価、環境・医療応用、デジタルものづくり
研究テーマ等
現在、「粉体の付着性および動的な流動性・噴流性の評価」、「廃石膏粉体の加熱脱水メカニズムの解明」、「高付加価値粉体(セラミック・薬剤)のハンドリング特性」の研究に取り組み、「粉体流動評価装置・環境装置・医療機器などへの応用」を目指しています。最近は、「デジタルものづくり人材育成教育」にも取り組んでいます。粉体の取扱いにはトラブルがつきものです。デジタルものづくりの導入も検討されているのではないでしょうか。技術相談、共同研究、受託研究や講座開催の実績も多数あります。
氏 名 坂本 裕紀 所 属 機械工学科 准教授
所属グループ エネルギー材料グループ
専門分野 生体材料、粉末冶金、腐食防食
研究テーマ等
(1) チタンの医療応用について、人工骨や人工関節、そして人工歯根を開発する研究をしています。チタンと骨の早結合を目標としています。
(2) 材料の多孔質化に関する研究を行っています。骨と同等の性質を持つ多孔質材料の製作に取り組んでいます。
(3) チタンは歯磨き粉に含まれるフッ化物で腐食すると言われています。フッ化物に対するチタンの腐食特性に関する研究を行っています。
氏 名 石川 誠司 所 属 電気電子工学科 助教
所属グループ エネルギー材料グループ
専門分野 電気機器、有限要素法解析
研究テーマ等
(1) 静止器、回転機全般において、有限要素法を用いた磁気特性解析による高効率化や高出力化の研究を行っています。
(2) 有限要素法という手法を用いて、実際には目に見えない磁気現象を、解析によって把握し、電気機器の性能の向上を目指しています。
(3) 霧除去を目的として、有限要素法を用いて電界解析も行っています。
氏 名 上野 崇寿 所 属 電気電子工学科 准教授
所属グループ 低環境負荷材料グループ
専門分野 コンクリート、低炭素、産業副産物の有効利用、長寿命化
研究テーマ等
(1) 長時間、蓄積したエネルギーを瞬間的に放出し、大電力を得ることができるパルスパワーを殺菌や水の処理へと応用する研究を行っています。
(2) 高電圧パルスパワー発生装置の小型化を行っています。
携帯可能なサイズで、数十キロボルト・数十ナノ秒で高繰り返しパルスを発生させることができます。
(3) 局所的にパルスパワーを発生させ、高速道路の霧除去やエアロゾル中の病原性細菌の殺菌といった応用を行っています。
氏 名 一宮 一夫 所 属 都市・環境工学科 教授
所属グループ 低環境負荷材料グループ
専門分野 コンクリート、低炭素、産業副産物の有効利用、長寿命化
研究テーマ等
(1) ポリマー(高分子化合物)の建設材料への活用について研究しています。キーワードはジオポリマー、高吸水性ポリマー、ポリマーセメントモルタルです。
(2) ジオポリマーはセメントを使わない固化体で、主原料は石炭火力発電所から廃出されるフライアッシュです。付加価値の高いフライアッシュの利用法として期待されており、実用化に向けた研究をしています。
(3) 高吸水性ポリマーをコンクリート製造時に混ぜ込むことで、ひび割れ低減効果が期待されており、性能の確認をしています。
氏 名 稲垣 歩 所 属 機械工学科 准教授
所属グループ 低環境負荷材料グループ
専門分野 可視化計測、乾燥技術、整流・伝熱促進、流れ場解析
研究テーマ等
(1) 物体から発生する渦は振動や騒音の原因となり、物体の空気抵抗にも影響を与えます。この渦構造の発生メカニズムや、渦構造を変化させる手法を研究しています。
(2) 金網は流れを乱す作用と整流する作用の相反する働きを持ちます。この矛盾するメカニズムの解明や乱流化・整流化に最適な金網形状を研究しています。
(3) 様々な物体の乾燥特性の調査と、効率的な乾燥方法に関する技術開発を行っています。乾燥において空気の流れ構造が重要となるため、効率的な条件を調査しています。
氏 名 山本 大介 所 属 都市・環境工学科 准教授
所属グループ 低環境負荷材料グループ
専門分野 コンクリート、劣化診断、長寿命化、サステナビリティ
研究テーマ等
(1) 私たちの生活の基盤となるインフラストラクチャー。その多くが鉄筋コンクリート製です。鉄筋コンクリートは永久的なものではなく、供用環境により経年劣化します。特に海洋環境では、埋設鉄筋が錆びてしまう塩害が生じます。塩害以外にも様々な劣化現象があります。そこで、構造物がどの程度損傷を受けているか、どうすれば長持ちさせることが出来るかを研究しています。
(2) インフラストラクチャーは人の暮らしを豊かにするためのものです。コンクリート研究の分野を通じて、自然と調和したサステナブルな社会の構築を目指します。
氏 名 德丸 和樹 所 属 機械工学科 助教
所属グループ 低環境負荷材料グループ
専門分野 セラミックス、粉末冶金、有限要素解析、生体模倣
研究テーマ等
(1) プレス加工を応用したセラミックスのマイクロ加工や、特殊なスピンコーターを用いたセラミックス薄膜の作製といった新たなセラミックス加工法の開発を行っています。また、有限要素解析を用いた加工法の評価も行っています。最近は新たに3Dプリンターによるセラミックス製品の開発にもチャレンジしています。
(2) 生物が体表面に持つ特殊なパターンを模倣することで、撥水性や構造色など様々な機能をセラミックス表面に作り出し、多機能セラミックスの開発を目指しています。
氏 名 田中 大輔 所 属 電気電子工学科 准教授
所属グループ 基盤技術の革新グループ
専門分野 プラズモニクス、光ナノ物性、タンパク質結晶
研究テーマ等
金属ナノ構造と光波の相互作用である局在プラズモン共鳴を応用した光ナノデバイスの設計/開発や基礎物性に関して理論計算と実験の双方から研究しています。また,蛋白質溶液に外部から交流電場を印加し、タンパク質の結晶化への影響(結晶化促進・抑制効果)を調査しています。その際、近接場光散乱によるタンパク質結晶やタンパク質凝集体の評価も行っています。
氏 名 嶋田 浩和 所 属 情報工学科 教授
所属グループ 基盤技術の革新グループ
専門分野 振動スピーカでの音響振動制御、生体信号処理、シミュレーションを用いた信号解析
研究テーマ等
(1) 要介護度の低い日常生活保護器具の開発を、生体信号を用いて行っています。人間が行動時に発する生体信号(筋電位や脳波)を用いて、使用時に違和感ないインターフェースの研究をしています。
(2) 近年、窓に装着して店舗のディスプレイなどに窓をスピーカとする振動スピーカが使用されています。この振動スピーカを部屋の騒音抑圧への応用を検討しています。
(3) その他、生体信号の発生モデルの研究、通信含めた信号や音の分離や特徴抽出などを研究しています。
氏 名 薬師寺 輝敏 所 属 機械工学科 教授
所属グループ 基盤技術の革新グループ
専門分野 切削摩擦加工、材料強度、疲労損傷
研究テーマ等
(1) 切削摩擦加工というCNC旋盤を利用した表面処理を研究しています。この処理で簡単に疲労強度を格段に高めることができます。
(2) 各種材料の疲労強度について研究しています。破壊事故の90%が疲労に関連しているといわれています。
(3) 引張、ねじり、硬さ、衝撃疲労、組織観察等、各種材料試験を行うことができます。
(4) 簡単な強度計算もアドバイスいたします。
氏 名 山本 通 所 属 機械工学科 准教授
所属グループ 基盤技術の革新グループ
専門分野 5軸加工、CAM、複合材加工、加工不具合解析
研究テーマ等
(1) 工作機械、特に5軸加工を得意にしています。5軸加工の高速化を実現するための加工パスに関する研究や加工精度・加工品位向上のための研究をしています。
(2) 最近、航空機で使用されているCFRPなど複合材の加工経験もあります。薄物加工時や重切削時の振動解析にも興味があります。
(3) マシニングセンタにおいて加工精度が出ない、加工品位が悪いなどの問題があれば、ご相談にのることができま。CAMやシミュレーションソフトの選定についてもご相談ください。
氏 名 木本 智幸 所 属 電気電子工学科 教授
所属グループ 基盤技術の革新グループ
専門分野 AI(ディープラーニング)を用いた画像処理(外観検査、地中レーダを用いた社会インフラ検査)
研究テーマ等
(1) 工業製品は製造過程で時々欠陥が発生するため、製品画像からコンピュータで外観検査を行います。この外観検査にAIを用いることで、従来の手法に比べて、検査の精度・速度・コスト削減を大幅に向上させることができます。こうした技術は、様々な外観検査装置へ応用が可能です。
(2) レーダで地中内部の状態を調査する技術は、社会インフラの劣化検査や、震災の行方不明者捜索に利用されていす。しかし、レーダはレントゲンの様に埋設物の形をそのまま映し出せないため、識別は容易ではありません。そこで、AI を用いて埋設物を識別する研究を行っています。
氏 名 十時 優介 所 属 情報工学科 講師
所属グループ 基盤技術の革新グループ
専門分野 アシスティブテクノロジー、制御理論、生体システム
研究テーマ等
(1) 障がいの程度や有無に関係なく利用・参加ができるための支援に関する研究をしています。パラリンピックなどで行われた競技に類似したユニバーサルスポーツの入門用のシステムや目が見えにくい方への情報提供をサポートするシステムを開発しています。
(2) 制御理論についても研究をしています。数学を用いて表現される生体システムを利用して、通常では測定できない状態の値を予測するシステムについて提案・性能の検証をしています。
氏 名 笠間 俊次 所 属 地域共創テクノセンター 教授
所属グループ
専門分野 技術創出、地域貢献
研究テーマ等
(1) 「産」には科学検証の暇がなく、「学」には実業の着地点が見えません。産と学がうまく連携すれば、技術開発は効率化し社会貢献にも繋がります。
(2) 私は長らく製造業に従事し、実業と科学の両輪を回してきました。本校ではその経験を活かして、開発企業様と高専研究者の技術マッチングから産学官連携研究のコーディネートまで、真摯に対応させていただきます。
氏 名 高橋 徹 所 属 電気電子工学科 教授
所属グループ
専門分野 像回復、光波電磁場伝搬、衛星データ利用
研究テーマ等
(1) 信号回復、特に画像回復及び光波の回復の手法の研究です。具体的には劣化観測像や散乱振幅分布からの原信号回復や、光波のフーリエ振幅からの光波の回復、多数枚の観測像から統計的性質を利用した像回復など。
(2) 光渦や電磁渦の伝搬に伴う光波や電磁場構造の時空間発展、位相変調のみによる光波形成など。
(3) 地球観測衛星の観測データを教育や防災に利用する手法や教材の開発。宇宙を教育に用いる教育方法の開発など。
氏 名 軽部 周 所 属 機械工学科 教授
所属グループ
専門分野 振動切削、歯車加工、振動測定
研究テーマ等
(1) 振動を利用した加工の研究をしています。本研究室の超音波振動切削加工機は、耐熱材料であるインコネルを真円に近い精度で旋削できます。
(2) 本研究室で開発した「振動歯車加工装置」は歯車加工時の発熱を大幅に抑制でき、2015年に工作機械技術振興賞(奨励賞)を受賞しています。
(3) 加工時のびびり振動、歯車のガラ音など、機械装置の振動・音響測定もしています。振動問題でお悩みの方はお気軽にご相談ください。
氏 名 本田 久平 所 属 電気電子工学科 教授
所属グループ
専門分野 ロボット制御、環境計測、ユーザ認識、ハンド
研究テーマ等
(1) ロボットによる組立作業において、カメラ映像やレーザ距離センサの情報を基に、物体操作をユーザが直感的に指示でき、環境変化に応じて動作するシステムを開発しています。
(2) 視覚センサと触覚センサを用い、人、対象物、及び環境を計測し、多指ロボットハンドによる高度で繊細な作業の実現を目指しています。
(3) 全国の企業や教育機関が競い合う「E Tロボコン」に参加し、学生と一緒に組込みシステム分野におけるソフトウェアの開発を行っています。
氏 名 井上 優良 所 属 情報工学科 助教
所属グループ
専門分野 自動化、画像処理、ハードウェア設計
研究テーマ等
(1)様々な分野で活躍するICT技術を活用するためには、アナログな情報をディジタル化する必要があります。AIやデータ解析器で処理することを踏まえた上で画像や音声、映像、そしてそれに付随する様々な付加情報をどのような形式、手段でディジタル化していくべきか、ということを検討しています。たとえば、手書き文字の認識や設計図のディジタル化などの検討を行っています。

(2)深層学習によるリンゴの熟度判定など、農工連携技術の開発も行っています。

(3)業務の自動化や、FPGAを使った組込み開発などもご協力できると思います。

氏 名 常安 翔太 所 属 電気電子工学科
所属グループ
専門分野 デジタルサイネージ、ディスプレイ、ペーパーエレクトロニクス
研究テーマ等
我々とあらゆる情報をシームレスにつなぐ次世代ディスプレイを開発するため、分散型無機電界発光、電気化学発光、エレクトロクロミズム等の現象に着目し、材料化学の観点から発光型および反射型表示デバイスの高機能化・高性能化に関する研究を行っています。この他にも、電子ペーパーを用いた写真作品を制作するため、階調特性についても検討しています。
氏 名 森田 昌孝 所 属 一般科 講師
所属グループ
専門分野 国産トウモロコシ、農業ICT、スマート農業、農福工連携
研究テーマ等
(1)子実トウモロコシに関する研究を行っています。トウモロコシは、その99%が海外から輸入されています。安全安心な国産子実トウモロコシについて工学的な視点からもアプローチし、高品質、安定生産を目標にしています。

(2)農学の素養をもった工学技術者育成であるアグリエンジニアリング教育(研究)や農業が抱える諸課題の解決を目指した農業ICT、スマート農業などの研究にも挑戦しています。

(3)すべての方が社会の中で活躍できるよう農福連携×工学についての研究も取り組んでいます。

氏 名 重松 康祐 所 属 情報工学科 講師
所属グループ
専門分野 自律移動ロボット、AIを用いた物体認識
研究テーマ等
(1)屋内・屋外を自律的に移動し、作業を行うロボットに関する研究を行っています。

(2)ロボットが自律的に移動及び作業を行うためには、周囲の環境や作業対象の認識が必要不可欠です。そのため、ディープラ ー ニ ン グ を 始 め と す る 機 械 学 習 に より、カメ ラ やLiDAR(Light Detection And Ranging)等から取得したデータをもとに対象の物体を高精度に認識するための研究を行っております。

氏 名 岩本 光弘 所 属 技術部 技術専門職員
所属グループ
専門分野
研究テーマ等
氏 名 米津 裕人 所 属 技術部 技術専門職員
所属グループ
専門分野
研究テーマ等
氏 名 福島 卓哉 所 属 技術部 技術職員
所属グループ
専門分野
研究テーマ等
氏 名 松岡 美由希 所 属 総務課課長補佐(総務担当)
所属グループ
専門分野
研究テーマ等
氏 名 高橋 昌土 所 属 技術部 技術補佐員
所属グループ
専門分野
研究テーマ等
氏 名 安部 りほ 所 属 総務課 事務補佐員
所属グループ
専門分野
研究テーマ等