尾形 公一郎 / OGATA Koichiro
教授 博士(工学)
校長補佐(連携担当),地域共創テクノセンター長,技術部長
高専機構GEAR5.0マテリアルユニットサブリーダー

研究テーマ | 粉体の流動性や噴流性の評価および生産プロセスの高度化への応用 液に濡れた粒子群の流動特性の評価 加圧流動化を用いた粉体の供給特性および輸送特性の評価と粒子物性との関係性の解明 集塵機の集塵性能および付着特性の評価に関する研究 流動化や振動を用いた粉体ハンドリングに関する研究 薬剤粉体の輸送および噴霧特性の解明と医療機器への応用 HVAF溶射装置の研究開発と粉体材料の成膜特性の評価 室内作業衛生環境負荷低減と省エネを同時に達成する集塵技術開発(※注1) |
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担当科目 | 設計製図Ⅲ、設計製図Ⅰ、水力学、混相流工学,卒業研究,特別研究Ⅰ,特別研究Ⅱ |
所属学会 | 粉体工学会、日本混相流学会、日本機械学会、日本設計工学会 |
webサイト | research map (研究者情報) |
研究紹介
尾形研究室(粉体工学研究室)では,粒子材料の科学と技術および社会実装研究(Particulate Materials Science and Technology, and Social Implementation Research)に取り組んでいます。
具体的には,粉体工学と機械工学を中心に,各種粉体材料の単位操作の研究や混相流の研究および分野を横断した研究を推進しています。その対象は,輸送・供給・流動化・振動・乾燥・集塵・分離と多岐に渡ります。現在では,研究成果の社会実装に向けた活動が求められており,本研究室でも研究で得られた成果を医療・製薬・環境・資源・エネルギー・生産プロセス分野へ応用し,社会実装を目指す活動を行っています。最近では,モノづくりのデジタル化の推進や人材育成教育にも取り組んでいます。また,産業界や地域社会への貢献のために企業や公設機関と連携した研究活動を実施しています。さらに,国内外の大学や高専と連携して研究の展開を図っています。研究室に所属する学生は,国内学会や国際学会での発表や,論文発表などの活動を通じて研究力を向上できています。さらに,これらの実践的な研究を通じた学生教育や他者との交流によって人間力も成長できています。