1月10日(水)に機械工学科の稲垣准教授が株式会社MENOUとともに,第2回 大分高専 ×MENOU AI コンテストを開催し,代表取締役CEOである西本様にお越しいただきました.昨年度の第1回は2チームでの開催でしたが,本年度は9チーム29名と規模を拡大しての開催となりました.

 コンテストでは,「楽しくて役に立つAI を開発し成果を披露する」ことを目標に各チームが案を出し合い発表しました.AI開発は5年生選択科目の機械数学の講義で,画像AI開発ソフトウェアであるMENOU-TEを用いて行いました.作業できる時間は授業90分4コマの合計6時間と,1日にも満たない時間しかありませんでしたが,簡単に画像処理を行うAIを作成することができました.

「信号機の識別」や「貨幣の識別」,「スポーツのライン判定」など学生の自由な発想から様々なアイデアが出ました.AIの完成度を高めるためには学習回数を増やす必要がありPCの性能が必要となりますが,各チームの着眼点には「このままでの事業化できる」と西本様より講評を頂く内容もあり,文部科学省が進める高等専門学校スタートアップ教育環境整備事業につながる内容となりました.

 

各チームの内容は以下のMENOUフォーラムに掲載しております.
MENOUフォーラム AIチャレンジ
https://forum.menou.co.jp/c/challenge/48

優勝は4班の「パーソナルカラーの識別」でした.
https://forum.menou.co.jp/t/topic/998

株式会社MENOU
https://menou.co.jp/

 

写真は,プレゼンの様子,優勝した4班と西本社長,コンテスト後の西本社長との質疑応答の様子です.