11月19日(金)に、県内研修授業として4年生が佐伯重工業株式会社と株式会社戸髙鉱業社を訪問しました.
例年は研修旅行として夏休みの終わりに2泊3日で中部や関東の企業を訪問するのですが,新型コロナの影響により本年度は日帰りの県内研修となりました.

佐伯重工業様では,200トンもある部品をクレーンが吊り上げる様子や,プラズマ加工による厚板の切断,自動溶接機による溶接など,本校の実習工場では経験することの無いスケールでのモノづくりを間近で見学することができました.またパソコンでの3次元配管設計というデジタルモノづくりの実務の様子も見させて頂くことができました.

戸髙鉱業社様では,石灰石を採掘する様子を一望できる展望台をはじめ,100トンダンプに20トンのホイールローダ,地下の石灰石輸送施設,船への積み込みと採掘から出荷までの一連の流れを見学させて頂きました.こちらも想像を超えるスケールであり,普段の街での生活では見る事のない数々の光景を体験することができました.

どちらの企業様でも高専の卒業生が活躍されており,学生の進路決定の参考にもなったのではないかと思います.
お忙しい中見学を受け入れて頂いた皆様に,この場を借りて改めて御礼申し上げます.ありがとうございました.

佐伯重工業株式会社
https://saiki-shi.co.jp/

株式会社戸髙鉱業社
https://www.todaka.co.jp/